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ホステスという職業で学んだ事。

ホステスという職業で学んだ事。

皆様こんばんは。

ホステスと聞くといいイメージがない方も多いと思います。

当時の銀座はリクルートがないので、お客様のご紹介で入店するかスカウトになります。私はすすきので在籍していたクラブ織部という会員制クラブのお客様のご紹介で銀座のクラブ入店しました。
こちらのクラブも多くの政財界の方、芸能人の方で賑わっていました。(27年前ですね)

ですが、このクラブは任侠の世界の方々もお越しになっており必然的にお席につく事になります。
ある方にアフターに誘われたのですが、他のお客様のアフターがあったためお断りしたのですが、

そのお客様と私が共にお店を0時に出た所を見られてしまったことで、その任侠の方が怒ってしまったのです。
それでお店側から次の日に「今出勤すると危ないからいったん出勤停止にする」と言われました。

ですが、狭い町ですので他店でそのお話しを耳にしたクラブサルートというお店の社長が「そんな思いしないでうちにいらっしゃい」と誘ってくださいました。

このクラブサルートは任侠の方は絶対に入店出来ないお店でしたので、安全に働けました。
社長はソムリエ、もう1人ソムリエがいます。グラスはボヘミアン、ソファはGUCCI、高級なシガーを取り揃えており、VIPルームも3つあります。
ススキノ が一望できるバーカウンターもありました。

本当に豊かな時代でした。

ですがミーティングは厳しく、お客様が呼べなかったり同伴回数が少ないと閉店後社長に呼び出されます。
そこでいじけた態度を取ったり、努力する姿勢がなければ更に怒られますので、次の日から身を引き締めて頑張りました。
この時は売り上げしつつやっぱりNO1の女性のヘルプもしていてとても楽しかったです。

特にルッキズムには厳しくて、少しでも似合わないヘアセットをしていくと似合っていないからセットし直して来なさいと帰されます。少しカジュアルなドレスだと帰されます笑

人からお金をいただく為に行う自分への投資の基本をこのクラブサルートで学ばせて頂きました。

その後銀座クラブKAJIでは、釧路出身の梶ママ(有名な方です)からのミーティングのお説教は身に染みました。
このママはまだクラブがない戦後のキャバレーから働いていた方です。お客様がサミーデイビスJr.など、その時代背景がわかりますね。

1代で1店舗から、息子さんや息子さんが割烹料理店を経営されたりと当時展開されていました。

お店は基本的に同伴の数で1日の売り上げの目標のめどを立てますので同伴が重要なのです。
ですのでこの同伴が出来ないとママは怒るのです。
「あなた達日中何やってるの。猫の額程もないマンションの掃除に何時間かかるっていうの。努力しなさい。教養を身につけなさい。選んでもらえるようにとにかく頑張りなさい」という言葉が今も忘れられず私の人生の中で生き続けています。

少し長々となってしまいましたが、ホステスもカウンセラーも自己研鑽と努力です。
これからも頑張ります。

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都筑裕子

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