なぜ能を観るのか。
皆様こんばんは。
私の趣味は少しありますが、お能の鑑賞が好きです。
ですが、歌舞伎と違い公演している日はあまりないので、好きな演目をいつも観られる訳ではありません。
ですが、国立能楽堂が主催する公演はあっという間ににチケットが売り切れます。(外国人の方も沢山鑑賞されています)
私は人混みが苦手ななので敢えて貸し劇場の時に鑑賞します。
皆様ご存知の野村萬斎さんは「難しいようですが、どのように観てくださってもいいのですよ。能や狂言は森羅万象を描いています」と仰っていました。(YouTubeより)
森羅万象とは、この宇宙存在全てですね。
私が興味を持つのは修羅物と言われる、戦でなくなった人物が無念で成仏出来ないと苦しみを訴える事にあります。
主に平家物語を題材に世阿弥が作ったとされていますが、800年前へ普通に娯楽として鑑賞されていたのですから、死者の魂が存在するという解釈は日常だったのかなと思うのです。
現代だとそのような事を言うと、精神病や宗教だと弾圧気味な扱いを受けますが。
私は、幼少の頃夢の中で「修羅の道をいけ」と何かに言われた事があります。
今初めて言うのですが、
皆様は生や死についてどう思われますか?
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都筑裕子