今月は9割休養中
2年前から夜勤を初めて、その頃から蕁麻疹が復活するようになりました。
数年前に全身に出た時に全ての検査を行ったのですが原因が不明でしたし、ドクターからも蕁麻疹がは原因がわからない事が多いです。とお聞きしていましたので、今回も服薬で抑えてお仕事をしていたのですが、
今色々と転機を迎えており、福祉の現場でやり残した事、苦手だと思って遠ざかっていた事にまず取り組んで、克服してこようと思った事が「特別養護老人ホームで勤務する事」でした。
老人保健施設での勤務は33歳前後で行っていましたが、従来型の時代でしたので、50名を3人でみる夜勤でした。(ナースは1人で100名をみます)
16時間の夜勤で休憩は1時間。休む暇はなく排泄介助に回ります。
明け方4時から1名は食堂で、2名はご利用者様の離床介助を行っていくのですが、50名居ますので1人で25名起こすことになります。皆様全員全介助ですので楽ではありませんでした。
それで特養ではつとまらないと思い遠ざかっていたのですが、時代が変わっていますので、経験してみようと思い従来型とユニット型とで夜勤を経験してみました。
夜勤はOJTについてもらえる回数が1回〜3回ですので、その間で20名の状態を全て覚えなくてはいけません。これはとても大変な事でした。
その後は1人で20名をみます。看取りを行っている施設であればナースがオンコールの対応を行って医療に繋げる事が出来ますが、行っていない施設では救急車が到着するまでAEDを使ったり、心配蘇生を試みるなど法令上過失がない対応を行わなければなりません。
休憩時間はありません。
ながら休憩か、少し空き時間で休み程度。それで朝を迎えて来るので排泄介助に離床介助に食事介助と続いていきます。
特養新卒さんやお若い方で構成されている事が多いですが、若い主任さんが「残業ばかりで疲れが抜けないんです」と仰った事が胸に残っています。
慢性的な人手不足に加えて私がとても問題だと思った点が「中途半端なICT化」です。
主に睡眠アプリのような、ベッドにセンサーを敷き、心拍、呼吸、体動、離床などご利用者様の全ての睡眠時の状態をモニターして私達がタブレットやスマートフォン、パソコンで状態を見て危険だと思ったら確認を行う為に居室に伺うのですが、大抵の場合何も問題がありません。(調整がうまくできていないとの事でした)
ですが、異常のアラームが鳴れば行かなければ万が一の場合大きな過失になりますので、いきます。これを何度も繰り返している事が強い疲労感に繋がるのです。
また、OJT中も色々指導して覚えなければいけないのにアラームが鳴るのでOJTが中断されます。そして、「そういえばなんだったっけ?」になるので、アラーム音で集中が出来ません。
何のためにICT化を進めているのかというと、介護職員の疲労の軽減であったり業務の効率化であったりするとは思うのですが、アプリだけど入れていても仕方がなくて、
もし導入するのであれば「室内カメラと睡眠アプリをセットで導入し巡視はカメラで行う事、巡視の記録は定時で睡眠アプリから落とし込んで介護職員が書く事や入力する手間を省略出来る事。介護職員の不足や肉体的な負担を軽減する為に導入している事をご家族に説明しカメラでの巡視と緊急時の訪室で納得して頂く同意を得ること」のこの全てを行って導入する事が望ましいと感じます。
でなければ、ただの当てにならないツールでしかなくなってしまい、使用を放棄する職員が出る事で(燃え尽きて)結果事故に繋がります。
1人で20人、要介護3〜5の方をみるのはとても大変です。
この中で救急搬送などがあり時間通りに業務が進まなければ排泄介助に支障が出ていきます。
また、身体拘束が完全に禁止されている事が最近多いのですが、排泄介助でお通じを触ってしまう方もいます。その処理に1時間かかってしまうと疲労が生じ他の方のケアの時間に支援ができなくなってしまいますし、とても不潔で感染症のリスクも高まります。
「身体拘束禁止」と目標として掲げる事は大切ですがケースバイケースであり、委員会を経由して検討してその答えが出るのは相当な時間が経過してからになります。
ですので、身体拘束の例外3要件を応用しスピード感を持って対応しなければ、ご利用と職員双方の尊厳が保たれないという部分もあると私は感じました。
数ヶ月従事しましたが、残念ながら体調崩してしまい余計にご迷惑おかけする事になるので退職しました。
ですが、介護現場の大きな問題点を沢山みる機会になりましたので、どうやったら改善していけるのかな?と模索する日々です。
大分引きましたが夜勤明けには真っ赤になり激痛になるのです。少し情け無いのですが。

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都筑裕子