私が経験した摂食障害⑪
皆様こんばんは。
もう10月ですが本日は暖かったですね。どのような秋を過ごされていますか?
私が経験した摂食障害の後半です。
胃腸の調子が悪くなり、腸内のバクテリア(カンジダ)が大増殖していると判断して、多くの殺菌用ハーブ、バクテリアの巣であるバイオフィルム(お風呂場のヌメヌメ)を破壊する酵素、死んだバクテリアが放出する毒素で腸壁が荒れるので、修復する為の諸々のサプリメントをアメリカから取り寄せて、カンジダクレンズを始めました。
当面はダイオフ症状という好転反応に苦しみましたが成功して気分良く、お腹の不調もなくなり、普通に食べる事が出来るようになりました。
1ヶ月程して、とんかつを食べたのですが(現在はお肉は食べません)全く過食症状が起きなかったのです。(この時に20年振りに揚げ物で過食嘔吐しない状態となりました)
この状態が半年程続きます。
(カンジダクレンズ中は食べ物に制限がありましたがもうなくなっていました)
食物アレルギーも食物過敏症もなく、コーヒーも沢山飲めます。甘いものを食べても普通に食べられて問題なかったのですが、
水を飲むと嘔吐するようになりました。とにかく「食べたい」のではなくて「吐きたい」という衝動が突然襲ってくる事が数ヶ月続きました。(炭酸飲料が飲みたくて飲むと全て嘔吐など)
過食はないのですが、嘔吐を繰り返していくうちに、脳からの指令なのだなと理解しました。
20年もの間気晴らしは食べる事と吐く事だと体に記憶されていますので、なかなかこの部分を矯正する事が難しかったです。
少しずつ慣らしていって、一時強い拒食が2週間くらいありましたが「もうANもBNも絶対に嫌だ」と思っているので、少しずつ努力して食べました。
その後も脳は嘔吐のきっかけを見計らっていて、お友達と長電話してネガティブな会話をずっとしたりすると嘔吐していました。
また、人生ごと大きく変わっていくことに心も体も脳も恐怖を感じた時は酷い鬱状態が数日続いたり、過食の衝動が発作として起きたり、1日吐きっぱなしという日もありましたが、現在は心身体も大きく変化して嘔吐も過食嘔吐もない状態(寛解)となっています。
体重も少し増加しましたが「痩せられたらいいな」くらいで体重計に乗るのも数日に1回程度、痩せている人を見ても「あら痩せていて素敵💓」くらいにしか思わなくなり、痩せることへの執着は全く無くなっていました。
下剤については、数日に1回程度排便がない時は使うこともありますが箱に書いてある量で十分効果があります。
この回復の期間は、日常でもさまざまない選択を強いられる事がありこのおかげで心もとても成長したのだなという実感があります。
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都筑裕子