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あなたを傷つけた人について

皆様こんばんは、
前回投稿しました「試練について」に登場する母親は、実はとても厳しい人格者で、私も厳しい教育を受けて来ましたので一時は毒親」と定義づけたことがあります。

ですが、私が自分を成長させた時、彼女は「毒親」ではなく、素晴らしい母親として存在していました。

ところで、あなた様は過去にどなたかに傷つけられたご記憶はありませんか?

私はあります。忘れられません。

私は数年前に臨床心理士さんのカウンセリングを受けていました。(素晴らしい女性の心理士さんです)

カウンセリングを進めていく上で過去に傷ついた出来事を話し進めていく中で私は「でも許さなければ」と言うと、

「許す必要なんてないんじゃない」と仰いました。
その時は私も知識不足でその言葉の意味を理解する事が出来ず不信感を持った記憶があるのですが、

今、自分がカウンセラーになりその意味を深く理解する事が出来ました。

自分を傷つけた相手を許す必要はありません。

行き違いがあり、その事について謝罪があったりした場合は勿論許し和解する事が望ましいですが、そうでない場合には許す必要は全くありません。

ただ、自分が成長しその傷を少しでも癒す為に、相手がなぜその行動に走りその言葉を発したのかを分析し理解する必要はあります。

ですが、そのプロセスを省き許す事に焦点を当ててしまうと、心の中で大きな葛藤が生じ、その葛藤が新たな生きづらさを作り出します。

歴史的な教えや宗教的な解釈では、罪人に許しを与える事が義務のように表現されていますが、それはあくまでもその教えの中だけの事であり、

私達個人とは一切関係がなく義務もありません。

ですので、過去に誰かに(恋人、親兄妹、配偶者、友人、職場の同僚など)に傷つけられた記憶があり許しがたい時は許す選択肢は持たずに、自信を内省し意味付けを行い自信を強化する事が課題となります。

血縁や戸籍は感情とは無関係です。
いつでも自分の意志で縁を切る事が出来自由になれるのです。

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都筑裕子

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