チョコレートとエンドルフィン
皆様こんばんは。
本日は少し冷えますね。お身体大切になさってください。
皆様はチョコレートがお好きですか?
私も以前は大好きで手放せませんでした。
チョコレートを食べると「幸せ」という気持ちのいい感覚を覚えませんか?
この事には理由があり、チョコレートを食べるとエンドルフィンという脳内麻薬が放出される事がわかっています。
また、辛いものを食べても放出されます。(私が20代の頃カップヌードルシーフードにタバスコ半分入れていました)
また、このエンドルフィンと似た脳内麻薬にドーパミンがありますが、このドーパミンも快楽に対して放出されるのですが、主に達成感と関連している脳内報酬系システムに放出されます。
ドーパミンが達成感などの強い刺激で放出されるのに対して、エンドルフィンは快楽でも鎮静的な作用があるため、チョコレートを食べると落ち着くという感覚になると言えます。
また、エンドルフィンがドーパミンの作用を強めるという説もあります。
ですので、私達は自分ではコントロール出来ない脳内麻薬に翻弄されているとも言えます。
文明が発達していない自然(自然というものがあると仮定して)な世界では、植物でも食べ物でも「大量に生産して店舗在庫がある状態」という事は考えられなかったため、アヘンでもチョコレートでも唐辛子でも、必要な分だけ少量用いるという手段が可能でした。
ですが、産業革命以降、多くの物質が大量生産出来るようになり「儲け」という概念がより重要視されるようになってからは、チョコレートには砂糖が入れられて沢山売られる、唐辛子も液体化して売っており沢山使えるという不自然な現象を作り出す事になりました。
そうして、沢山の刺激物質が体内に入り脳内麻薬を放出させる事で、更なる強い刺激を求める様に誘導されてしまったのでしょう。
また、チョコレートやコーヒーにはカフェインが入っていますがカフェインはアンフェタミンやメタンフェタミンと分類が同じ脳内刺激物質です。
一部の学者にはコーヒーやチョコレートも麻薬に含めるという方もいて(ゲートウェイドラッグ的に)人それぞれ解釈が分かれる様です。
また、チョコレートにはカフェインに似た物質であるテオブロミンが含まれており、テオブロミンもカフェインも副腎を過剰に刺激してしまうため、ストレスホルモンのコルチゾールが放出される事で、アドレナル・ファティーグが悪化するという悪循環に陥っていくと言われています。
日常でも人生でも刺激はほどほど方が幸福でいられるのかも知れません。
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都筑裕子