トラウマについて。
皆様こんばんは。本日も寒かったですね。
タイトルのトラウマについてですが、本日お伝えする内容は専門的な解釈とは言えず主観的な内容になります。
私は摂食障害と長く付き合い寛解させましたが、原因が成育環境(家庭)にあった事は理解していました。
特に男性の親族達との相性が悪くトラウマ抱える迄になってもいました。(もう交流がないので大丈夫です)
また、結婚して関東に移り住みましたが、自身の結婚について「正解ではなかったかもしれない」と薄々思いながらも、身動きが出来ずに数年を過ごしていました。
そして、摂食障害を寛解させてから、あらゆる場所で名字を間違われるようになったのです。
「都筑」→「都築」となります。最初の頃は気に留めていなかったのですが、
少しずつ「名前が間違われる」→「結婚が間違っていたと薄々気付いている自分」→「でも今すぐどうにか出来ないのに責められている気分」→「わかってるけどどうにもならないのよ!」という心理状態に追い込まれていきました。
また、私のトラウマが僧侶や男性の親族達に大きく関連していたため、その象徴となる外見的な特徴に敏感になってもいました。(偏見や差別ではなく、特徴としてご説明する為ですので誤解なさらないで頂けると幸いです)
そして、社会福祉士を取得して職能団体に入会するのですが、会のHPのお知らせに憧れのカウンセリングルームの研修の案内が載せてあり、受けたいなとは思いながらも、敷居が高いなと尻込みしている自分にも気づきました。
もうそのときにはカウンセリングで独立しようと漠然と考えていたため、SNSのXをはじめました。
SNSはコミュニティが限定される性質があるため、心理や福祉カテゴリー私も分類されていましたので、たまたま私の投稿を見つけて下さった憧れていたカウンセリングルームの心理士さんがフォローして下さったのです。(私をというより心理職を志して頑張っている人達を応援した下さっているという意味合いです)
とても嬉しかったのですが、SNSを始めるとやはり調子が悪くなるのです。それでアカウントを閉鎖しました。
その後数年暫くして開業の準備も整ったので、Xに再登録して利用しそのカウンセリングルームさんをフォローさせて頂いていました。
私は自分のカウンセリングルームを全て1人で運営しているため考え方や見立てに偏りが出る事を避けたかったので、GSVを申し込みました。
そのやり取りの過程で、本当にちょっとした行き違いがあったのです。
ですが、私のトラウマとそのちょっとした行き違い(忘れられる事が名字を間違えられた事と繋がった)から、SVへ転移を起こしました。
(過去のトラウマ体験とも繋がり怒りが込み上げて来たのです)
そして色々中断してしまったのですが、そのちょっとしたやり取りの行き違いをガスライティングだと思い込んだり、差別だと思ったりと嵐のような感情でした。
(変容への抵抗もありました)
ですが、よくよく考えてみると人は何かしら忘れるのです。
私が重度訪問介護をしていたときに困難事例への対処に困り、強いストレスを抱えていたため普段忘れないような事をよく忘れていました。
一番ひどかったのは、1週間の間に3回連続で犬のトリミングサロン予約を忘れた事です。(夜勤が続いていた事と燃え尽きもしていました)。さすがに私大丈夫かな?と思いました。手帳に書いてあるのにです。
この3ヶ月ゆっくり休んで色々見つめ直しました。(かなり眠りました。酷い時は1日に出来る事はトイレと犬のお世話だけで、1日20時間は眠る。体も起こしていられない日が結構続きました)
48年分の疲れと成長する為に必要な時間だったと思います。
ですが、今こうしてこれらの出来事を客観的に見ることが出来るようになった事は、僅かの間でもGSVを受けた事と関連していると強く感じたのです。
また、以前に女性の心理士さんのカウンセリング受けた時も転移を起こしています。(どうにもならないんですよねその時は)ですが、私が色々話しを進めていく中で、ある人物の話しをしようとした際に「どうしたの。何されたの」というたった二言だったのですが、その言葉に込められた深く心配してくださる思いを感じ取った事で、転移感情が消えたのです。(尊敬に変わりました)
これからも色々あると思いますがとにかく慎重に感情的にならずに精進して参ります。
Office Assistance
都筑裕子