愛するルドルフ・シュタイナーの言葉。
皆様こんにちは。
週末の日曜日、素敵なお時間をお過ごし下さい。
本日も愛するルドルフ・シュタイナーの遺した言葉についてお伝えさせて頂きます。
「本当にとらわれぬ態度で、健全な判断力を働かせるなら、霊学研究の成果はその大部分が直接検証される事のできるものになる。しかしいくらとらわれぬ態度を持とうとしても、人生の至る所に存在するあらゆる種類の偏見にあらかじめ惑わされていたのでは何にもならない。たとえば現代科学の所説に従う人には、到底受け入れられないと思えるような場合がいくらでも出てくる。本当の霊学の立場と矛盾する研究成果は科学の分野においても存在しない。しかし偏見に惑わされている人にとって、科学の研究成果を基準にすれば、超感覚的世界についての記述と特定の科学的認識との間に一致点を見いだす事はできないと信じる事の方が遥かに容易なのである。しかし改めて霊学と真の科学との研究成果をよく比較してみるなら、両者の間に存在する見事なまでの完全な一致がますます認められるようになってくる」
「霊学にには単なる悟性だけでは判断し得ぬような部分も当然存在する。けれども悟性だけではなく、健全な感情もまた真理の判定者となる事が出来る。この事がわかれば悟性の及ばぬ部分に対しても確かな関わりを持つ事が困難ではなくなる。その時々の共感、反感だけを頼りに判断するのではなく、感情が超感覚的世界の認識内容を、本当に偏見を捨てて自分に作用させてみる時には、その感情の働きの中からふさわしい価値判断の基準が生じてくる」
悪とは
「本来の善が進化せずに、過去の姿を保つのが悪である。本来の善が誤った方法で用いられると悪になる」
「美しいものに驚き、真を守り、気高いものを敬い、いい事を決意する」
「よくよく考え抜いた言葉のみを発せよ」
私は宗教を信じている訳ではないのですが、宇宙や存在の全てを認識する事を目的とした彼の書籍の多くには、ゾロアスター教であったり仏教やキリストといった内容も含まれています。
善や悪についての解釈も現代社会でのそれとは大きな差があり、時代の流れを感じます。
シュタイナー用語辞典
いかにして超感覚的世界の認識を獲得するかより。
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都筑裕子