私が経験した摂食障害②
皆様こんばんは。本日も暑かったですね。
お身体ご自愛ください。
先日、私が摂食障害を発症するまでの経緯とその後少しの間のことについてお伝えさせて頂きました。
①では、過食し嘔吐した時の爽快感にアディクション化していきます。沢山食べられて吐いてスッキリ、体重も増えない。こんなに素晴らしい世界があったのだと思いました。
おおよそ1年の間は、日に3回から4回過食嘔吐を繰り返して、私栄養は吐いた分の残りと夜仕事に行ったときに少し食べるおつまみくらいが栄養なので少しずつ痩せていきます。48キロから45キロ位まで。
そのあたりでお付き合いしていた男性とお別れするのですが、その失恋を機に強いAN(拒食)となります。
2週間くらい、食べない、寝ない、過活動となる為一気に5キロくらい痩せるのですが、その事を褒められる事が生き甲斐でした。
痩せるたびにお洋服をお直しに出す事が快楽で、また褒められるので更に痩せて38キロ位になります。(身長159センチ 洋服5号)
そして下剤を乱用し始めます。たった1gでも増加すると気絶しそうになりますので(何もできなくなる)必死です。3錠から使い始めて最終的には30錠使用していました。ですが、下剤の基剤などで胃腸が荒れて飲むとみぞおちが病んで油汗が出て数時間動けなくなる事もしばしば。
ですが、死にかけようがなんだろうが体重が増加するよりずっとマシなのです。
太るなら死んだほうがずっといいそれが本音でした。
ですが、失恋の悲しみも過ぎ去ればなんとやら、自然と食欲が湧きそれは以前の食欲よりも大きいもので物凄い恐怖でした。
手に吐きだこが出来ますので接客業に相応しくない為嘔吐に歯ブラシを使うようになります。咽頭は粘膜ですから硬い歯ブラシが当たるとすぐ出血し便器は真っ赤に染まりますが、そんなことはどうでもよくて、嘔吐と痩せる事、下剤で何度も排泄する事、それだけが生き甲斐でその他はどうにか適応していた状態です。
私はこの状態が20年続くのですが、その間に色々な展開がありますのでまた後にお伝えしていきます。
では何故ここまで痩せる事に執着していたのかですが、
下にある表はエリクソンの発達段階という、心理学でいう乳児から老年期までの必要な課題がありそれを達成する必要があるという仮説です。
私の場合は胎児の頃から成人期に至るまで崩壊した家庭で過ごし養育者より不適切な行動や感情を与えられてしまった為にこれらの課題を必要な時期に学べない、与えられなかった為、それを一気に補いたいという本能から摂食障害という形で欲求不満を具現化させた事になると仮説を立てています。
また、上述した行動には内分泌と脳内分泌が大きく関連していますが(仮説)その事については後にお伝えさせて頂きます。
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都筑裕子