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私が経験した摂食障害⑦

皆様こんばんは。

前回、私が経験した摂食障害が「自覚しているストレスが無いのに悪化した」事をお伝えしました。
丁度この時期に臨床心理士さんのカウンセリングにも並行して行っていたのですが、カウンセリングが終わると過食嘔吐が物凄く悪化する事に不信感を抱いて中断します。
(この原因については後ほど述べます)

またこの時に私は電磁波過敏症と化学物質過敏症を発症し、日常生活が送れなくなりました。
始めは、柔軟剤の匂いで気持ち悪くなり、ボディーシャンプーやシャンプーを使って昏睡状態になり、夜電気をつけることも出来ないくらい弱っていました。
洋服も天然繊維で染料を使ったものは全て着られなくなり(ポリエステルなどは大丈夫でした。染料が中に閉じ込められているから)下着のワイヤーやゴムも使えない、生理のナプキンもつかえなくなり、オーガニックコットンの下着に全て変えてナプキンはオーガニックコットンのタオルを切った布を使用していました。

お化粧も出来なくなり、チョコレートの粉末で眉毛を書いて、口紅は「本紅」という紅花の色素だけのものを水でといて使いシャンプーは石鹸とお酢(今もですが)整髪料も使えないという信じられない日常的を過ごしていました。

私がHSP体質で、これらの過敏症は心理的物理的なストレスが限界に達した時に発症すると言われていたため仕方ないなと思いながら暮らしていました。

ですが、大学の演習を控えていて仙台まで運転していくのにこの体調ではいく事ができないと思い困っていた時に、「食のパラドックス」という本に巡り合います。

ここでは腸の不調の改善について述べられているのですが、それは主に食事の改善であった為行っていきます。

主に魚、野菜を食べて穀物や糖質を減らすでした。お腹の調子が悪かったので、最初の頃はとても効果があり体調も少し落ち着いて少し復活していきます。
また、過食嘔吐がなくなっていきました。

この本の中にはSIBOという(自由診療)腸の状態で大腸から小腸に菌が逆流して増加する疾患について述べられているのですが、この時にSIBOについてまで理解する事が出来ず、

オメガ3という皆様よくご存知かと思われる油を大量に摂取して(アマニ油はスプーンで飲んでいました)、大量の食物繊維を摂って、オリゴ糖を沢山食べて、プロバイオティクスを行い、主食はソルガムになります。

これを1年ほど継続したある日にアマニ油を飲んで犬の散歩に行き突然の眩暈や重度の鬱状態に襲われて動けなくなります。

「野菜を食べてオメガ3を飲んで腸活しなければ死んでしまう」と思っていたのでパニックになります。

どの野菜を食べても顔が腫れるので野菜をやめて玄米と鶏肉を中心とした食事にするのですが、オリゴ糖はせっせと摂っていました。
この頃から固形物を食べると喉が詰まるようになっていて、食べる事が怖くなっていました。

ですが、ある時全身に大量の蕁麻疹が出現し、これは野菜を食べないからだと思い込んだ私は、生のレタスを1枚食べて1時間後にアナフィラキシーのような症状と眩暈に襲われて救急搬送されます。

丁度この時に離婚した夫も胃癌が見つかり、一家全体で最悪な状態でした。
この時は過食嘔吐どころではなくて、ただ、野菜を食べて気持ち悪くなった事の原因がわからないと言われたので私から「エレンタ-ル」という栄養剤を処方してくださいと言って数時間後に自宅に帰ります。

この次の日からエレンタール生活になるのですが、固形物を食べないととても楽になる事がわかりました。

救急搬送前は数ヶ月食べると寒気や不安に襲われて食後にじっとしていられない日々でしたので、少し安心するようになります。
ですが、ここでもう難病になる覚悟があったので、エレンタールだけでも長く生きられると聞きましたから、犬さえ育てていければそれだけでいいとしか考えていなかったので、

丁度冬で社会福祉士の試験も控えていましたが、自分の命も、仕事も資格も全てどうでもいいから犬だけ育てて行こうと決めていました。

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都筑裕子

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