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覚醒剤若しくは麻薬という現象について。

皆様こんにちは。

皆様は「デジタルドラッグ」という言葉を耳にした事がありますでしょうか?

初めて耳にする方の為に簡単にご説明させて頂くと、スマートフォン、パソコン、Netflix、SNS(X facebook、Instagram、TikTok、ネットゲーム、出会い系アプリなど)が挙げられます。

最近では多くの方が歩きながら、運転しながら自転車に乗りながら、電車の中で時間がるとお使いになることが多いと思われます。

2024年の20代から60代迄の平均使用時間は5時間程度、中には20時間という方もいらっしゃるそうです。
私の母親も電話をする度に「YouTubeでドリフ観ていた」「YouTubeは嘘の情報が多い、あなたが言った通り信じられない」「メルカリでいつもお買い物している」
「メルカリのログインが出来なくなって困って方々に聞いていた」など80代を超えているのだからいい加減にすればいいのにと思いながら、そうですかと答えています。
夜寝る前もずっと見ていて顔に落としたとか床に落としたと言っています。

これからのブログで詳細を述べていきますが、これらのデジタルドラッグも覚醒剤などの麻薬も物質の形態は違いますが、脳の中で起きているアディクションのメカニズムは同じです。

ですが、なぜ「覚醒剤」と聞くと「禁断の果実」のようなイメージが頭にわき、使用している人が「廃人」
や「人間失格」だと自然に頭に湧くのか不思議ではないですか?
そのような教育を受けましたでしょうか?

このブログでは「覚醒剤」だけに焦点を当てますが、もともとは「ヒロポン」という名で大日本製薬株式会社から昭和16年(1941)に発売されています。成分はメタンフェタミンでその原料は麻黄という植物です。

普通に街の薬局で販売され多くの方々が「リポビタンD」のような感覚で使用されていました。

しかし後に使用統制されドラッグ政策が我が国でも制定されていく過程で現在の「覚醒剤」のイメージが作り上げられて、マスメディアを通して我々にそのイメージを強く印象づけていきます。

そのせいで芸能人の方々やどなたかが使用されると国民は実害も被っていないのに批判の対象として祀りあげ行き場をなくさせて「社会的逸脱者」を作り上げるのです。

いっぽうのデジタルドラッグですが、私は運転中にスマートフォンを使用して運転している若い女性に信号で停車中に後ろから思い切り追突された事があります。
出勤前でとても迷惑でしたし、警察を呼んで車を修理に出してとても大変でした。
ですが、彼女は特に罪に問われませんし非難もされません。道路交通法では多少の処分はありますが。人を轢かなくて良かったと思います。(バックミラーを見ていていつ停まるのだろうとハラハラしていましたが追突して初めて顔を上げました)

同じアディクションでも法律に違反するかしないか、その物質の形態などで後の状態が大きく変わります。

それから、麻薬の使用については「被害者なき犯罪」(エドウィン・Mシャー)として定義されており、被害者と加害者が同一であるという一面もあります。

私は、メディアで報道してされる方々は交流がないので特に何も思わないのですが、スマートフォン使用で追突される方にはいい感情は持ちません。被害を被っていますので、

また、覚醒剤成分であるメタンフェタミンと非常に似た物質(アンフェタミン)は発達障害と言われるADHDの治療薬として処方されて合法です。

またモルヒネは緩和ケアで用いられていたり咳止めのコデインも作用は弱いですがモルヒネです。
ですので医療法では合法です。

このように、根拠法が違ったり、法律で罰せられなくてもアディクションは身近に存在しています。

今後は覚醒剤取締法や麻薬取締法の制定段階から現在に至るまでの経緯や、麻薬の使用が社会的に逸脱した行為であるという事は思い込まされている事であって、個人が考えた事では無いことをご説明してそれらを踏まえながら、

Office Assistanceのアディクションカウンセリングは「使用者が脱落した人間ではない」という自身の尊厳を取り戻す事が出来る思考を作り上げていきながら、健全な状態に戻れるプログラムを作成していきます。

Office Assistance
都筑裕子

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