摂食障害に処方された向精神薬
精神科では治らないと困難視されている摂食障害ですが、30代で入院するまでに悪化した時にドクターから処方された向精神薬について少し触れてみます。
向精神薬と聞くとどんな印象をお持ちになりますでしょうか?
向精神薬とは、脳の中枢神経系に働きかける事により精神活動に変化を生じさせる精神作用物質の事を指します。
日本では処方薬の濫用防止する観点から麻薬及び向精神薬取締法で規制されています。
ですが、受診して診断が下されると精神症状も併存している事が多いので色々な種類の精神薬が処方されます。
以下代表的なものを記述します。
睡眠薬
ベンゾジアゼピン系(ハルシオン、サイレース等)
非ベンゾジアゼピン系(マイスリー、ルネスタ等)
オレキシン受容体拮抗薬(ディエビゴ、ベルソムラ等)
メラトニン拮抗薬(ロゼレム等)
第二世代向精神薬
リスパダール、エビリファイ等
抗うつ薬
三環系 アモキサン等
四環系 ルジオミール等
SSRI ルボックス パキシル等
SNRI トレドミン等
NassA リフレックス等
それぞれ脳内での作用がありますがこちらでは割愛させて頂きます。
現在ではベンゾジアゼピン系が悪用されてしまった為、オレキシン系を好んで処方される医師が多いですが、様々な副作用があり私は全く体質に合いませんでした。
非ベンゾジアゼピン系も合わなかったです。
リスパダールは飲んですぐに強い過食衝動が生じて強い恐怖に襲われた記憶と、エビリファイの副作用であるアカシジアが酷くて継続する事が出来ませんでした。注射で打つ医師もいますがじす重篤な副作用がありますのでとても危険です。
ベンゾジアゼピン系は抑制効果がある為リラックス出来るのですが、人工的な抑制ですので副交感神経が優位になりますからその影響で食欲が旺盛になる可能性は高いです。
食欲を抑制する効果があったのは、SSRIのルボックス とパキシルでした。副作用は強いですが、この精神薬の特徴的である「セロトニン再取り込み阻害」により脳内にセロトニンが充満しますのでセロトニン症候群が生じて、強い吐き気が出ることで食欲が抑制されたというただそれだけの事なのですが、過食衝動が酷い時にはそれすら藁にもすがる思いでした。(天然の植物でも同様の効果があるものもあります)
そして、しばらく経ち自分自身をカウンセリングした上で、過食衝動を生じさせる環境因子を意図的に取り除く事で寛解に導いていく事ができたのですが、
マンジャロ等がオンライン診療で処方可能になった為、実験をしています。効果はとてもありますが、拒食には使えません。
また依存症の側面を持つ摂食障害ですが、GLP-1は精神作用物質では無い為薬剤の依存は可能性としては低いのですが、状態が良くない時に単体で使用してもやめてしまうとどうなるかわからないという危険性もあります。
ですので、医師と連携しながらカウンセリングと併用して環境や人間関係などを見直しながら使用する事が望ましいと思います。
精神科医 福島正紀先生の摂食障害とGLP-1の説明がとてもわかりやすいですよ。
https://youtu.be/8CKA7OsedIU
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